偽QRコードでチケット詐欺

携帯電話・スマートフォンの発展によりチケットが紙製からQRコードなどの二次元コード化されるようになった。コスト削減などに大きな成果をあげているが、チケット売買を仲介するサイトで、偽造電子チケットによる詐欺被害が増えてきているという。
本物か偽造かの判別が困難であり、売買サイト運営会社は対策を進めている。
こういった偽造電子チケットによる詐欺容疑で、和歌山県警は山口市のアルバイトの男(27)を逮捕している。
男は、偽造した電子チケットを、人気音楽グループのコンサートチケットと偽り、個人間のチケット売買を仲介するサイトに出品。女性が約6万円で落札し、会場入り口で二次元コードをかざしたが入場できず、偽造が判明。被害女性によると「通された控室には同じ被害に遭ったらしい人が4、5人いた」とのことだった。
県警によると、男は約90万円を売り上げ、さらに他にも同様の詐欺を働いていたとされている。
チケット売買サイト「チケットキャンプ」運営会社の「フンザ」は、詐欺被害が昨年夏ごろ以降毎月十数件でているとして、年末には「NHK紅白歌合戦」の偽造チケットが大量に出品され、購入者が入場を止められるトラブルが起きたという。
このため現在防止策として、購入者の会場入場後に代金を振り込む「後払いサービス」を開始している。
チケット売買サイトは、自分でどうしてもチケットを買えなかった時など、頼みの綱として利用される。金額の大きさだけが重要ではないが、結局被害者は会場に入れないのだろうか。